BTOパソコンは部品交換しても大丈夫?
パーツの組み合わせの自由度が高いBTOパソコンですが、購入後の部品交換は可能なのでしょうか。
BTOパソコンのメモリの増設・部品交換について
メモリーの交換ですが、マザーボードが対応している規格と最大容量の範囲内であれば交換可能です。ほとんどのBTOデスクトップパソコンは、余分にメモリスロットが搭載されています。また、最大容量まで余裕が持たれています。ですので、メモリを増設・部品交換することはできると言えます。
BTOパソコンの記憶装置の部品交換について
HDDやSSDといった記憶装置の交換も可能です。コネクタはS-ATAという規格ですが、今販売されているデスクトップ型パソコンのほとんどがこの規格になっています。交換後は、付属のリカバリーディスクでOSを再インストールするのが一般的です。しかし、データをまるごとコピーできる機器も販売されていますので、今使っている設定やデータはそのまま部品交換するということも可能になっています。
今使っているハードディスクはそのままに、ベイ(パソコンの中でハードディスクを増設する場所に)空きがあれば、記憶装置の増設も可能です。
BTOパソコンのマザーボードの部品交換について
一方、マザーボードの交換もできないことはないのですが、パソコンのケースによっては、搭載できないものが出てきます。マザーボードの交換は、ケースの問題もありますが、対応しているCPUの問題も出てきます。
BTOパソコンの電源の部品交換について
意外と多いのが電源の部品交換です。ミドルタイプのデスクトップパソコンであれば、規格が統一されているので、電源容量さえ満たしていれば、ほぼ付けることができます。しかし、スリムタイプであった場合は、対応した電源が少ない為、入手も難しくなってきます。
これまでご説明しましたように、BTOパソコンはそのほとんどの部品交換ができるように設計されています。カスタマイズしやすいのがBTOパソコンの魅力と言ってもよいくらいです。